本谷有希子

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

「あたしは絶対、人とは違う。特別な人間なのだ」―。女優になるために上京していた姉・澄伽が、両親の訃報を受けて故郷に戻ってきた。その日から澄伽による、妹・清深への復讐が始まる。高校時代、妹から受けた屈辱を晴らすために...。小説と演劇、二つの世界で活躍する著者が放つ、魂を震わす物語。

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