丸山健二 風を見たかい? 気随気侭な「風人間」としてさすらう泥棒の青年が、憂き世を吹き抜けるさまざまな風と共に一瞬を輝き、現代人が喪失した純なる自由を復活させる十編。丸山健二の言霊が弾ける、書き下ろし短編連作集。 シェアする