江上剛

人生に七味あり (徳間文庫)

人生に七味あり、と辻占いの老婆が告げたのは、樫村が営々と勤めてきた銀行が吸収合併されたときだった。うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみが振りかかり、これからが本当の人生だと。合併行での居場所を失い飲食フランチャイズ会社に転職した樫村だが、隠蔽された巨額負債が発覚、社は倒産の危機に陥った!絶望しつつも前を向き、巻き返しサラリーマン小説。

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