マダム・ホー
世界一愚かなお金持ち、日本人 (ディスカヴァー携書)
日本のサラリーマンの半数以上が将来に不安を抱え、せっせと貯蓄に励んでいる。しかし、世界一高い識字率を誇る教育大国の日本人が、世界一低い金利には疑問を感じず、文句ひとつ言わずに銀行にお金を預ける姿は、海外から見ると、実に不思議というほかない。著者は日本人女性として高校から渡米し、華僑富豪やユダヤ人、アメリカ人富裕層に「本物のお金儲けの方法」を学びながら、コーラ1本も買えないような貧乏生活から、不動産投資により20代で1億円の資産を築き、100の不動産を持つに至った国際派ミリオネア。日本、アメリカ、中国という、今や世界経済の中枢を担う三大経済圏の影響をもろに受けるようになる時代を、いかに生きぬくか。資産運用の基本セオリーから実践的な投資方法の選び方、良いビジネスパートナーを見定める方法まで、実際の経験に裏づけられた「本物のお金持ち哲学」が、今明らかになる。