酒井若菜

こぼれる

本屋で働く22歳の雫は、偶然出会った大介に一目惚れ。けれど彼には妻子がいた。それから1年半...大介と付き合っていた雫は、その関係に悩み、苦しんでいた。そして、とうとう別れることを決意し、大介と会う約束をしたその日、ある出来事が―。雫、大介、雫に一方的に恋する大学生、大介の妻、それぞれの視点で描かれた連作短編集。

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