上野正彦

死体は生きている (角川文庫)

変死体を検死していくと、喋るはずのない死体が語り出す。 「わたしは、本当は殺されたのだ」と。死者が、真実の言葉で生者に訴えかける! 突然死や自殺か他殺か不明の変死体を扱って34年。元東京都監察医務院長が明かす衝撃のノンフィクション。死体は嘘をつかない。その言葉に耳を傾けてみよう——阿刀田高。医者を選ぶも寿命のうちというが、死体になっても名医にかかりたい——夏樹静子。死体をよみがえらせる法医学は、犯人と社会悪にとって恐ろしい学問だ——森村誠一。

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