徳岡孝夫
妻の肖像 (文春文庫)
妻にガンが宣告された。残り時間は少ない―。伴侶の死、それは珍しい話ではないが、かくも力強く、感動的に、人生の悲喜を内包して書かれた著作が他にあるだろうか。ジャーナリストにして稀代の名文家が渾身の力を振り絞り綴った、妻との45年、そして別れ。
妻にガンが宣告された。残り時間は少ない―。伴侶の死、それは珍しい話ではないが、かくも力強く、感動的に、人生の悲喜を内包して書かれた著作が他にあるだろうか。ジャーナリストにして稀代の名文家が渾身の力を振り絞り綴った、妻との45年、そして別れ。