土井高徳
思春期の子に、本当に手を焼いたときの処方箋33 (小学館新書)
子どもの言葉が荒くなった。暴力をふるわれた。口をきいてくれないので何を考えているのかわからない...。思春期の子の、突然の態度の変化に戸惑う親は多い。37年間に100人。福岡県北九州市の「土井ホーム」にやってくるのは、ほかの施設では手に負えないほど心に傷を抱えた子どもたち。ともに暮らしながら心の傷を癒し、社会へと自立させてきた日本でただひとりの「治療的里親」が、だれにでもできて、どんな子にもすぐによく効く思春期の子育ての処方箋を伝授。