早見和真

6 シックス (集英社文庫)

東京六大学野球。野球が何よりも好きで、一心に打ち込んできた学生たち最後の舞台。甲子園の優勝ピッチャー・星隼人が選んだのは早稲田大学野球部だった。彼が四年生の秋、東大の補欠選手、法政のマネージャー、明治の就活生、ミス立教を目指す女子学生、慶應の野球部員の母親、それぞれの人生が交錯する―。野球に関わる人たちの選択や葛藤、不安などを見事に描いたリアルで切ない青春小説!

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