高野悦子

私のシネマライフ (岩波現代文庫)

岩波ホール総支配人・高野悦子氏が、映画興行を一生の仕事とし、情熱を注ぎこむようになるまでの自分史。満洲での生い立ち、南博氏のもとで映画研究に没頭した学生時代での体験や、映画監督を目指しパリのIDHEC(高等映画学院)に留学し、帰国後岩波ホールの総支配人になり、世界の名画を上映するまでの波瀾万丈の人生が描かれる。三人の映画監督(せんぼんよしこ氏、羽田澄子氏、アンヌ・ポワリエ氏)へのインタビュー付き。現代文庫版のために書き下ろした「その後のシネマライフ」を併載。

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