藤木稟

アークトゥールス

人類の終末期。自然環境は破壊され、人間は生き延びるために肉体改造や遺伝子操作を必要としていた。人造の視覚と聴覚を持ち、肉体がマシンと一体化しているスーパー・ハッカー“ツォロスティア”、二人の人格が一人の肉体に同居しているFBI捜査官“カトラー&オカザキ”は、最高度の電子防壁に護られた支配者―情報省に中枢に迫る。

最初の感想を投稿しよう。