藤木稟

太古の血脈

予備校講師を務めている酒井勝一には、異端の歴史研究家だった祖父がいた。名を、酒井勝軍。日本人とユダヤ人が同祖であるという説を唱えた先駆け的存在である。祖父が遺した手帳がきっかけで興味を持ち浦島伝説発祥の地に向かう計画を立てた勝一は、恐ろしい陰謀と暗闘に巻き込まれていく...。膨大な資料と奔放な想像力を駆使した、超古代伝奇エンタテインメントの傑作。

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