輪渡颯介

ばけたま長屋 (角川文庫)

浅草の裏長屋に仕事場を構えた指物師(木工職人)の弦次。ところが長屋は空き部屋ばかり。どうやらある部屋に女の幽霊が出るせいで、誰も居つかないらしい。恐がりだが根が真面目な弦次は、不真面目な先輩住人の三五郎、幽霊画を描くのにどうしても本物を見たい町絵師の朔天とともに、原因究明という名のおばけ退治に乗り出すが...!?痛快!傑作!江戸怪談ミステリ。

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