群ようこ

小美代姐さん愛縁奇縁 (集英社文庫)

14歳で芸者になり、終戦直後の17歳のときに幼馴染の浩と結婚。焼け野原の掘っ立て小屋で新婚生活を送り、ふたりの子供に恵まれる。姑の壮絶な嫁いびりや夫の浮気、そして死別。悲しむ間もなく生活のためにお座敷に復帰。売れっ子芸者となり、旦那を持てば、その嫉妬深さに忍耐と心労の日々。しかし何があっても起こっても、前むきに明るく生きていく小美代姐さん。愛とご縁を描いた半生記。

最初の感想を投稿しよう。