樋口明雄

墓標の森

ログビルダー進藤光彦の住む八ヶ岳山麓、鬼郷町の怪異は、釣りに訪れた川を流れてきた友人の遺体を、彼が目撃したときから始まった。しばらく目を離した隙に、忽然と消えてしまった遺体、進藤を襲う謎の男たち、錯乱した町民による相次ぐ殺人、そして、その現場へと夢遊病のように引き寄せられる少女と青年、第二のオウムと称される宗教団体の活動...。町を襲った災厄、そして、友人の死の原因を進藤は探し出すことができるのか!?―注目の冒険小説。

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