西澤保彦

下戸は勘定に入れません (中公文庫)

条件が揃うと、酒の相手を道連れに時間をさかのぼってしまう古徳先生。昔の恋人を奪っていった旧友・早稲本と偶然呑むことになり、酔った二人は二十八年前の思い出の晩へと戻ってゆく。果たして古徳は、失った恋の秘密を解き明かせるか?精緻なロジックが驚きの読書体験へと誘う、極上のタイムスリップ本格ミステリ。

最初の感想を投稿しよう。