黒田研二

霧の迷宮から君を救い出すために (ジョイ・ノベルス)

高原に建てられた災害用のシェルター。その近くで“僕”は暗闇の中、何者かに襲われて崖から転落し、頭を打った。包帯が取れたとき目の前に広がったのは、一面、白い霧の世界。脳を損傷し、動くものを認識できなくなってしまったのだ。そして、密室のシェルターの中からは女性の死体が発見されて...。本格推理の最先端をいく著者の最新作。霧は最後に晴れ渡る。

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