三田誠広

海の王子 (講談社青い鳥文庫)

神が人であり、人が神であった時代...。野山をかけ、弓矢できつねを狩り、人々と平和な暮らしをたいせつにする山幸。対する兄の海幸は、権力をふりかざし、隣国とのいくさにあけくれる。ふたりは、イネが黄金色にかがやく平和なヒムカの国の王の座をめぐって対立。兄の策略によって国を追われた弟は、海の国の王の娘・豊玉姫と結ばれ、海の王子となる。天と地と海が舞台の壮大な物語。小学中級から。

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