南條竹則

りえちゃんとマーおじさん (ヴィレッジブックスedge)

小学3年生のりえちゃんは、ある日、学校帰りにすごい発見をした。通学路途中の空き地に、こつ然と絢爛豪華な御殿が出現したのだ。そこから漂ういい匂いに誘われてりえちゃんが足を踏み入れてみると、中は食べ物横丁になっていた。そこで出会ったマーおじさんなる名料理人のごちそう目当てに、毎日通うようになったりえちゃん。めずらしい料理をたんと食べられるのはいいけれど、どうもここでは不思議なことばかり起きるようだ。りえちゃんはおいしいものを味わうだけでなく、とんだ冒険まですることになり―豪勢な中華料理の数々をめぐる、かわいいお料理ファンタジー。

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