坂本忠雄
小林秀雄と河上徹太郎
近代日本文学に創造的文芸批評を確立した小林秀雄と河上徹太郎。一九五九年に文芸誌「新潮」編集部に配属されて以来、十四年間の同誌編集長時代を含めて、二人の最晩年まで身近にいた著者が、小林秀雄の求心力と河上徹太郎の遠心力を対比させながら、その作品と生涯の友情に迫る。
近代日本文学に創造的文芸批評を確立した小林秀雄と河上徹太郎。一九五九年に文芸誌「新潮」編集部に配属されて以来、十四年間の同誌編集長時代を含めて、二人の最晩年まで身近にいた著者が、小林秀雄の求心力と河上徹太郎の遠心力を対比させながら、その作品と生涯の友情に迫る。