林壮一

マイノリティーの拳

かつて拳で世界の頂点に立った黒人ボクサーたち。しかし引退後の人生は栄光ばかりではない。世界3階級制覇のバークレーは、いまだにリングに上がり、噛ませ犬を演じていた。ウィザスプーンは、家事と子育てに追われながら再起に挑んでいた。プロモーターやマッチメイクで選手生命が左右されるプロボクシング界の実態を明かし、チャンプたちとの魂の交流を描く力作ノンフィクション。

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