笹生陽子

楽園のつくりかた (角川文庫)

自称エリート中学生・星野優の目標は東大に入学し、卒業後は有名企業に入社すること。なのに、家庭の事情で過疎化の進んだ山村の廃校寸前の分校へ転校しなければならなくなった...。しかも、たった3人のクラスメートはいずれも全員クセ者。どう考えても、過酷な受験競争には向かなそうな環境だ。このままではいられないと優は、「逆風」に立ち向かおうとするのだけれど...。小学上級から。

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