矢月秀作

クラック・ダウン (広済堂ブルーブックス)

高校二年生の沢木亜門は、コンビニ強盗事件に巻き込まれ、犯人の少年三人をナイフで刺し殺してしまう。亜門は殺人を犯したというショックから、精神のバランスを崩し、医療少年院へ送られる。が、そこで、警視庁生活安全課の刑事官・香月瑠衣子から、都内で勢力をのばしている謎の犯罪集団“毒牙”に潜入し、実態を探って欲しいと言われる。亜門はシナリオ通り、北海道の特別少年刑務所に移され、犯罪組織のスカウトマンと接触、少年たちを犯罪者に仕立てあげる“毒牙”の本拠地に乗り込むことに成功するが―。

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