酒井忠康 海の鎖 「開国」を促す遠い波動が響きわたっていた幕末。渡辺崋山や高橋由一、“無名”画家たちの営みを通して、「近代」に進み出てゆく人間の心の勾配を探る。絵画と歴史が鮮やかに交錯する名著。 シェアする