吉田秀和

之を楽しむ者に如かず

之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず(論語)。「之」を「音楽」と読んでもかまわない―と、私は思っているのです。自由な呼吸にふれることのできる音楽が、ここにある―。

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