小島正樹

扼殺のロンド (双葉文庫)

女は裂かれた腹から胃腸を抜き取られ、男は生じるはずのない高山病で死んでいた。鍵のかけられた工場内、しかも扉の開かない事故車で見つかった二つの遺体。その後も男女の親族は一人、また一人と「密室」で不可解な死を遂げていく——。読み手を圧倒する謎の連打と、想像を絶するトリックに瞠目必至の長編ミステリー。

最初の感想を投稿しよう。