伊藤たかみ

助手席にて、グルグル・ダンスを踊って (河出文庫)

僕たちは若くて子供で、間違いなく生きていた―高三の夏につきあい始めたぼくとミオ。文化祭のミスコン話で学校中が盛り上がる中、ぼくの家には父さんの新しい恋人、シーナさんがやってくる。赤いコンバーチブルに乗って青春をグルグル回りつづけたぼくたちの夏の行方は...。芥川賞作家の鮮烈なデビュー作。第32回文藝賞受賞作。

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