古屋兎丸

少年少女漂流記 (集英社文庫)

僕はみんなと同じようにうまくやれているだろうか?このままちゃんと大人になれるのだろうか?友情、恋愛、容姿、不登校、家族...抱えきれない不安と過剰な自意識にさいなまれて、少年少女たちは非日常の別世界に迷い込む。妄想か、現実か。漂う彼らが行き着くのはどこなのか。古屋兎丸と乙一、二人の鬼才が鮮烈に描き出す揺らぐ10代の心模様。ひたむきでちょっぴり痛い青春物語の傑作。

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