柳広司

黄金の灰 (創元推理文庫)

ハインリッヒ・シュリーマンが伝説の都トロイアの財宝を見つけだしたその瞬間に世界は一変した。不審火とともに消えた黄金、発掘現場では落石に巻き込まれた死、その葬儀中の毒殺。一帯を兵士に囲まれた異常事態の中で夢うつつの推理合戦、そして黄金の中に見出された答...スピーディーな展開に翻弄されながら混沌と論理に巻き込んでゆく実力派の長編第一作。

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