夏樹静子

モラルの罠 (文春文庫)

宅配便、防犯システム、携帯電話のメモリー、熟年離婚、心療内科クリニック...。日常の暮らしに快適さや便利さをもたらすものがある日突然、凶器と化して我が身に襲いかかる。恨みや妬みとは無縁のあなたにとっても他人事ではない「安全神話の盲点」という切実なリスクをあざやかに描いたミステリー小説集。

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