森村誠一

戦場の聖歌 (光文社文庫)

太平洋戦争開戦前夜、持永大志は両親の反対を押し切り満州に渡る。哈爾浜で学ぶうちに四人の仲間と出会い、友情を深める。が、戦争が彼らの青春の夢と未来を引き裂いた。召集され七三一部隊に配属された大志は仲間の一人・林国栄と再会を果たすが、悲劇が二人を襲う。世界各地に散った仲間たちもそれぞれの戦争を背負っていた。戦争の非人間性を訴える渾身の長編小説。

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