森村誠一

深海の人魚 (幻冬舎文庫)

各界の大物が蝟集する渋谷のクラブ「ステンドグラス」。オーナーママの小弓は選り抜きのホステスを駆使して多彩な“特殊接待”を演出してきた。それは結果として政官財の極秘案件、ひいては国際問題の工作につながり、お店に大きな収穫をもたらした。そんなある日、小弓が期待を寄せる新戦力のさやかが意想外の事件に巻き込まれる...。常連客が関わる殺人事件と記憶喪失のホステスを襲った凄惨な過去が交わった時、「ステンドグラス」から政財界に衝撃波が走る。辣腕刑事・棟居が炙り出した衝撃の真実とは何か?エロスとミステリーが融合した異色中の異色作。森村版官能ミステリーの集大成!!

最初の感想を投稿しよう。