岡潔

春風夏雨 (角川ソフィア文庫)

「生命というのは、ひっきょうメロディーにほかならない。日本ふうにいえば“しらべ”なのである」―世界に名を馳せた天才数学者にして、稀有な思想家でもあった岡潔。科学、芸術、教育、文化論など、多岐にわたるテーマで展開する論考は、ユニークかつ本質に迫るひらめきに満ちている。生命とは何か、自己とは何か、そして情緒とは何か。縦横無尽な思考の豊かさを余すところなく堪能できる、幻の名著。「先人に学ぶ」シリーズ。

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