宮本輝
約束の冬〈下〉 (文春文庫)
十年前、留美子は見知らぬ少年から手紙を渡される。「十年後、地図の場所でお待ちしています。ぼくはその時、あなたに結婚を申し込むつもりです」。いったいなぜこんな身勝手なことを?東京、軽井沢、総社、北海道...。さまざまな出会いと別れ、運命の転変の中で、はたして約束は果たされるのか。
十年前、留美子は見知らぬ少年から手紙を渡される。「十年後、地図の場所でお待ちしています。ぼくはその時、あなたに結婚を申し込むつもりです」。いったいなぜこんな身勝手なことを?東京、軽井沢、総社、北海道...。さまざまな出会いと別れ、運命の転変の中で、はたして約束は果たされるのか。