島田荘司

吉敷竹史の肖像 (カッパ・ノベルス)

「秋好事件」という現実の事件に材を取って、一編の詩を思わせる美しい風景を作中に現出させた渾身の書下ろし最新作「光る鶴」と、吉敷竹史はなぜ刑事になったのか、そのきっかけとなった「最初の事件」を瑞々しい筆致で描いた珠玉の青春小説「吉敷竹史、十八歳の肖像」。ファン待望の書下ろし二編に、イラスト&エッセイ、対談、作品紀行グラフ、事件史年表など、吉敷竹史攻略編も充実したシリーズ最新作。

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