高橋信良

安部公房の演劇 (千葉大学人文科学叢書)

1950~70年代、新劇とも小劇場運動とも異なる独自の路線を模索した安部公房の演劇。劇団をみずから主宰し、独自の演技体系“安部システム”を確立、三島由紀夫に「羨望に堪えぬ」と言わしめた活動の真の意義は何か。アルトー研究の気鋭による初の本格的安部公房演劇論。

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