吉本隆明,糸井重里

悪人正機 (新潮文庫)

例えば、「生きる」ってなんだ?という問いにいわく「泥棒して食ったっていいんだぜ」―。ほかにも「働くのがいいなんてウソだよ」「円満な家庭なんてねえんだよ」「有名になるっておっかないことだ」...。糸井重里が、吉本隆明から引き出すコトバの数々。驚きに充ちた逆説的人生論だ。「今、中学と大学が危ない」と考える吉本さんが、若者から大人まで元気づけてくれる一冊である。

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