赤川次郎

哀しい殺し屋の歌 (実業之日本社文庫)

俺の狙った相手で逃げのびた奴は一人もいない——ろれつも回らぬ程酔っ払った老人は、昔は辣腕の殺し屋だったとくり返す冴えない男。ところが泥酔した彼が、何故か上品な美女にさらわれた。その上、見知らぬ少年から殺人の依頼が......! 人生の哀切をユーモア・タッチで描く傑作サスペンス2編。

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