連城三紀彦

誰かヒロイン (双葉文庫)

架世、鮎美、良子の3人は高校時代からの親友。18歳のとき共に同じ男に恋をし、揃って失恋した過去を持つ。23歳の今、架世は恋愛を謳歌し、鮎美は恋人にプロポーズされ、良子は道ならぬ恋に悩んでいる。そんな中、アイツが3人の前に姿を現した。しかもバツイチとなって。再び燃え上がる恋の炎。友情もモラルもかなぐり捨てた激しい恋のバトルの結末は?そして最後に選ばれるのは...。名作『恋文』の著者が贈るビターな恋愛小説。単行本未収録作品「ヒロインへの招待状」も併録。

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