連城三紀彦
虹の八番目の色 (幻冬舎文庫)
今日まで25五年かかった―。長野の農家に嫁いだ郁子は、結婚間もないころから抱いていた決意を実行した。行き先は、再会した初恋の男の住む東京。ボケの始まった義父、老かいな義母、裏切りを犯した夫、そして深い問題をかかえ始めた息子と娘たちとの決別から始まる四十五歳の郁子の闘い!大家族を舞台に、女の新しい幸福の答えを出す傑作長篇。
今日まで25五年かかった―。長野の農家に嫁いだ郁子は、結婚間もないころから抱いていた決意を実行した。行き先は、再会した初恋の男の住む東京。ボケの始まった義父、老かいな義母、裏切りを犯した夫、そして深い問題をかかえ始めた息子と娘たちとの決別から始まる四十五歳の郁子の闘い!大家族を舞台に、女の新しい幸福の答えを出す傑作長篇。