下村敦史

絶声

親父が死んでくれるまであと一時間半―。もう少しで巨額の遺産が手に入る。大崎正好はその瞬間を待ち望んでいた。突如、本人名義のブログが更新されるまでは...。『私はまだ生きている』その“声”が導くのは、真実か破滅か。

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