内田康夫

他殺の効用 (中公文庫)

山久物産社長が首吊り自殺した。専務の久永は五十億円の保険金受取り資格を得る二日前に自殺するはずがないと疑惑を訴えた。しかし、現場はドアも窓もロックされ完全な密室状態。会社も倒産の危機にあり、警察は自殺と断定する。真相解明に乗り出した浅見光彦は、事件現場で小さな異状を発見した...(「他殺の効用」より)。驚きのラストぞろい!内田ミステリー短編傑作集。

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