山村美紗

百人一首殺人事件 (徳間文庫)

大晦日、京都・八坂神社。おけら詣りで賑わう境内で、晴着姿の若い女性が破魔矢で胸を突かれ殺された。袂には一枚の百人一首の札。現場に居合わせた元アメリカ副大統領令嬢・キャサリンと友人の浜口一郎は、京都府警の狩矢警部から百人一首研究家・宮井教授を紹介される。だが宮井も密室状態の自宅書庫で殺され、衣服の中からはまたしても百人一首の札が発見された!名探偵・キャサリンが事件解明に挑む。

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