吉村達也

小樽「古代文字」の殺人 (光文社文庫)

二十年前の猛吹雪の朝、小樽郊外のオタモイ海岸に、男性の水死体が打ち上げられた。だが、きちんと揃えられた靴と遺書は、なんと直線距離で千キロ以上も離れた自殺の名所、熱海・錦ケ浦の断崖で発見された!そして遺書には「古代文字に殺された」という謎の文章が...。それから二十年後、またもや同じ怪事件が発生。精神分析医・氷室想介が死体移動の謎に挑む。

最初の感想を投稿しよう。