新堂冬樹

摂氏零度の少女 (幻冬舎文庫)

名門進学校で一流大学医学部合格の太鼓判を押されている桂木涼子が、ある日始めた“悪魔の実験”。それは人知れず母・祥子に劇薬タリウムを飲ませることだった。盛られるタリウムは刻々と致死量に近づき、祥子の体は激烈に蝕まれていく...。涼子の狂気は、なぜ最愛の母親に向かわねばならなかったのか?現代人の心の闇を描くミステリーの新機軸。

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