仙川環

ししゃも (祥伝社文庫)

リストラされて失意のうちに故郷北海道の三宅町に帰ってきた川崎恭子は、水産試験場で実験養殖中の虹色に輝く、極美味なししゃもに出会う。元大手商社ウーマンの魂に火が点いた恭子はその事業化に奔走。過疎化の進む町を救おうとの思いだが、恭子の暴走に町民たちの思惑が絡み、さらに虹色ししゃも開発者が突然行方知れずに。意表を衝く急展開の失踪ミステリー。

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