本宮ことは

茨姫は嘘をつく。 (一迅社文庫アイリス)

砂漠の民の花嫁の衣は、朝焼けの空の薔薇色。神に愛されし娘は特別な力を持つ―。婚礼に向かう花嫁一行を護衛するはずが、身代わりの花嫁を護衛することになってしまった傭兵・セルツァ。護衛する内に、花嫁・ディンドゥルの従者・ティサが少女でありながら、男の振りをしていることに気付いてしまい...!?何者にも囚われなかった青年が一途な瞳に囚われたとき、止まっていた時が動き始める。花嫁とその従者、傭兵が織りなす運命の恋。

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