塩田冬彦 スピノザから仏陀へ スピノザ哲学によって仏教を徹底的に合理化し、神秘主義への退路を断ち、修行としての日常生活に回帰する。決定論(自由意志の否定)を足がかりに十二支縁起をその始源へと遡行し、無根拠な「行」の生成と対峙する渾身の修行論。 シェアする