鯨統一郎

冷たい太陽 (光文社文庫)

「子供を預かった」高村家に突如もたらされた誘拐犯からの凶報。身代金は五千万。父親の謙二は、倒産の危機に瀕する自社の専務や、前妻にも頼むなど金策に奔走。警察も介入し、事態はさらなる混乱の渦に呑み込まれていく。捜査線上に浮かぶ無数の容疑者の中で、人々を翻弄するのは誰だ!?第15回本格ミステリ大賞にもノミネートされた、誘拐ミステリーの新たなる傑作!

最初の感想を投稿しよう。