佐藤賢一

ハンニバル戦争 (中公文庫)

時は紀元前三世紀。広大な版図を誇ったローマ帝国の歴史の中で、史上最大の敵とされた男がいた。カルタゴの雷神・バルにあやかり彼につけられた名はハンニバル。その男がいま、決戦の狼煙を上げる。果たしてローマの貴公子・スキピオは祖国を守れるのか?古代地中海を舞台とした壮大な物語が、今、幕を開ける―。

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